トイレの掃除頻度はどのくらいがベスト？洗剤の選び方は？？

毎日必ず使用するトイレ。

目には見えずとも、菌がたくさん繁殖しやすい場所です。ここでは汚れに対しての洗剤の選び方も交えて、どの部分をどのくらいの頻度で掃除したらよいのかをご紹介していきます。

便器の中側と外側の適正お掃除頻度は？

毎日掃除をするのが理想的です。

便器は毎日汚れを流すところなので、ここは便器の外側はトイレ用掃除シートなどで拭き、内部はブラシと洗剤できれいにします。特に便器内部の黄ばみ（尿石）がついてしまうとなかなか落とし難く、汚れを溜め込まないように掃除をするのが簡単に衛生的な状態を保つ秘訣です。

トイレの黒ずみは、尿石とカビが混ざった状態のものです。尿に含まれているカルシウムとたんぱく質が結晶化してできたものが尿石です。尿石が作られる途中でアンモニアが発生します。アンモニアはトイレの悪臭の代表格。溜め込むと悪い事づくめですね。

しつこい汚れは落としづらいものです。時間も労力もかかりますので、便器の中側と外側は毎日掃除をしましょう。

万が一尿石ができてしまった場合

尿石はアルカリ性の物質のため、酸性の洗剤を使うと落としやすくなります。黒ずみも同様です。中性洗剤や塩素系の洗剤はあまり落ちがよくありません。

黄ばみが気になる場合は酸性の洗剤を選んでください。

ここで注意しなくてはならないのが、アルカリ性の洗剤です。

酸性の洗剤とアルカリ性の洗剤は混ぜてしまうと、人体に有害なガスが発生します。使用の際はアルカリ性の洗剤と酸性の洗剤を併用しないように徹底してください。

トイレの床や壁の適正お掃除頻度は？

週に1回掃除をするのが理想的です。

床と壁は汚れが目立たなければ特に掃除を忘れてしまう部分でもあります。しかし、便座付近の壁をよく見てみてください。黄色いシミがあるならば、それはトイレを使用した際に飛び散った汚れといえるでしょう。雑巾に潜在を染み込ませ拭き掃除をして下さい。

トイレ換気扇の適正お掃除頻度は？

月に1回掃除をするのが理想的です。

換気扇はホコリを吸い上げがちです。掃除を怠ると臭い菌やカビ菌の温床地帯となる為、故障の原因にもなりかねないので、表面の拭き掃除をしたり、中も開けて時々掃除をしてください。換気扇カバーシートが100円ショップ等でも手に入るので、予めこういったもので換気口をカバーするのも一つの手段です。

トイレタンク内部の適正お掃除頻度は？

週に1回掃除をするのが理想的です。

タンクの掃除には重曹が使えます。タンク内の水を入れたまま、80～200g程の重曹を入れて汚れ具合に合わせて数時間おきます。これでタンク内の汚れが浮いてきますので、スポンジなどで軽く汚れをこすり落として水を流します。

トイレウォシュレットノズルのお掃除頻度は？

月に1回掃除をするのが理想的です。

ウォシュレットでシャワートイレのノズル部分が汚れていたら使用したくないですね。シャワートイレノズルを掃除するには、パネルに「ノズルそうじ」ボタンというのがあるのでそれを押してください。ノズルがゆっくり出てくるので、水拭きをします。それでもノズルの汚れが気になる時は、台所用の中性洗剤を布に含ませて、そっとふき取りましょう。ノズルを引っ張って出したり、無理にねじったりしないようにしてください。