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浴室乾燥機からの悪臭!原因と対策は?

天候や時間を気にせずにいつでも洗濯物を干すことが出来る浴室乾燥機は便利ですが、悪臭が気になったことはありませんか?せっかく洗って綺麗になった洗濯物が臭ってしまっては困ります。そこで今回は浴室乾燥機からの悪臭の原因と対策についてご紹介していきます! 

浴室乾燥機の悪臭の原因

1.)カビの繁殖 
悪臭の原因で多いのがカビの繁殖です。  浴室は高温多湿なため、カビの繁殖にはもってこいの環境といえます。  さらに人の皮脂や汚れなどが加わってカビの栄養源となるため、速いスピードでカビが繁殖していきます。 浴室乾燥機は効率よく洗濯物を乾かすために常時送風ファンで空気が回っているの で、浴室にカビが繁殖しているとカビの胞子が送風ファンの空気と一緒に室内に充満してしまい洗濯物に付着して悪臭の原因となります。  悪臭が気になる場合、まずは浴室にカビが生えていないかを確認してみてください。 
2.)フィルターの汚れ 
浴室にカビが生えていないのにも関わらず悪臭がする場合は浴室乾燥機そのものが原因となっている可能性があります。浴室乾燥機は湿った空気を吸い込んで乾いた空気を出すことにより、浴室内の乾燥状態を保っています。そのためフィルターが汚れた状態で使用すると、吐き出す空気に悪臭が混ざります。さらに乾燥効率も悪くなるため通常よりも使用時の電気代が高くなってしまう場合があります。
3.)下水臭
通常は下水から浴室内に臭気が上がってこないように排水口には『排水トラップ』という部品が設置されているのですが、ここに不具合があると浴室内に下水道の悪臭が充満してしまいます。

悪臭の対策方法 

上記でご紹介した悪臭の原因対策には、浴室内と乾燥機の清掃が効果的です。

ここからは効果的なお掃除方法についてご紹介していきます。

◆浴室乾燥機の掃除方法 

用意するもの:柔らかい布の雑巾・綿棒・掃除機

  1. 浴室乾燥機のカバーの汚れを拭き取る
    雑巾を濡らしてよく絞り、浴室乾燥機の外側のカバーに付着しているほこり・汚れを水拭きします。
  2. ファン周辺のほこり・汚れを拭き取る
    外側の汚れが綺麗になったら、フィルターとカバーを外します。(メーカーにより取り外し方法に違いがあるので必ず説明書通りに外して下さい。 機種によってはカバーの取り外しができないものもあるのでその場合は フィルターだけ取り外します) 取り外しが出来たらファン周辺のほこり・汚れを雑巾(細かい部分は綿棒)で 水拭きします。
  3. フィルターを掃除する
    フィルターは空拭きでほこりを取るか掃除機を使って直接ほこりを吸い取ります。 フィルターがとても汚れていると洗剤を使いたくなるかもしれませんが、故障の原因となる可能性がありますので使用しないでください。
  4. 乾かしてから元に戻す
    内側をしっかりと乾かしてからフィルターとカバーを元に戻して完了です。

浴室乾燥機は換気扇等とは違い、ヒーターが搭載されているためとてもデリケートです。 掃除をするときはできるだけ柔らかい布の雑巾を使用することをお勧めします。 また、故障やケガに繋がる恐れがありますので掃除する前にあらかじめ電源を落とし、しばらく時間をあけてから行うようにして下さい。 浴室乾燥機の掃除の頻度は、外側は月1回、内側は半年に1回程が目安となります。 洗濯物を乾かすとほこりが溜まりやすくなりますので使用頻度が高い方はもう少しこまめに掃除をすると安心です。

◆排水口と排水管の掃除方法

用意するもの:使用済み歯ブラシ・浴室用洗剤・スポンジ・パイプクリーナー

  1. 目皿などに溜まっているゴミを取り除く
    まず目皿などに溜まっているゴミを取り除きます。引っかかってとりにくいゴミは、使用済みの歯ブラシを使うと綺麗に取り除く事が出来ます。
  2. 排水口の部品を取り外し洗剤で洗う
    排水口の蓋・目皿・皿・排水トラップなど取り外す事が出来る部品を外して浴室用の洗剤を付けたスポンジで洗います。
  3. 排水口内部を洗う
    排水口内部にもゴミが溜まっていることがありますのでゴミを取り除いてから、スポンジや歯ブラシを使ってこすり洗いをします。
  4. 排水管にパイプクリーナーを入れる
    パイプクリーナーを排水口に入れたら、そのまま15~30分ほど放置します。
    ※あまり長時間放置すると取れた汚れが排水管に詰まる恐れがありますのでお気を付けください。
  5. たっぷりの水で洗い流す
    15~30分ほど経ったら、一気にたっぷりの水で洗い流します。
    ※パイプクリーナーは塩素系の洗剤のため、お湯を使用すると成分が分解して有毒ガスを発生させるため、必ず水で流してください。
  6. 外した部品を元に戻す
    パイプクリーナーを洗い流したら、全ての部品を元に戻して完了です。パイプクリーナーを使うのに抵抗がある場合は、重曹とクエン酸でも代用することができます。

◆重曹とクエン酸を使った掃除方法

用意するもの:空のペットボトル・重曹(100g)・クエン酸(小さじ1/2)・水(100ml)

  1. 空のペットボトルにクエン酸と水を入れてしっかりと蓋をして、振りながら混ぜる。
  2. 排水口に重曹をまんべんなく振りかける。
  3. 重曹を振りかけた上から、1.で作ったクエン酸水を流し入れる。
  4. 重曹と反応することで泡が出てくるので、そのまま30分ほど放置する。
  5. たっぷりの水で洗い流す

悪臭の予防方法

ここからはお掃除以外にも簡単にできる悪臭の予防方法をご紹介していきます。

    1. 目皿などに溜まっているゴミを取り除く
      入浴後は、目に見えない石鹸カス・皮脂などの汚れが壁や床に飛び散っているのでお風呂から出る前に壁や床を念入りに冷たいシャワーで洗い流します。お湯を使った後の浴室は温度が高くなっているので、冷たい水をかけて温度を下げることが大切です。こうする事によってカビ対策により効果があります。
    2. 水滴をタオルで拭き取る
      床や壁を濡れたままにしておくのも、カビの繁殖につながります。そのため、入力後はなるべく早く水滴を拭き取る事も重要です。手が届く範囲だけでも毎日サッと拭き取るだけで効果があります。
    3. 排水口内部を洗う
      排水口内部にもゴミが溜まっていることがありますのでゴミを取り除いてから、スポンジや歯ブラシを使ってこすり洗いをします。
    4. 浴室をよく乾燥させる
      手が届く部分はタオルで拭く事ができますが、天井などには水滴が残っています。そのため、入浴後は窓を開けたり浴室乾燥機を使用して浴室内をよく乾燥させてください。 洗濯物は浴室内が完全に乾いた状態になってから干す事をお勧めします。

    ◆洗濯物を早く乾かす方法

    洗濯物は乾くまでの時間が短くなることで、臭いがしにくくなります。
    浴室内に洗濯物を干す場合は場所が限られているため、あまり多くの洗濯物を一気に干すと洗濯物同士の間隔が開けられなくなり、乾くのが遅くなってしまいます。そのため、早く乾かすにはこまめに洗濯をして洗濯物同士の間隔を15cm以上開けて干す事をお勧めします。さらに早く乾かしたいなら、アーチ状に干すのがおすすめです。 干し方は両端に長いもの、真ん中に来るほど短いものを干していきます。アーチ状に干すことで、風通りがよくなります。また、厚手の衣類など乾きにくい洗濯物は送風口の近くに干すようにしましょう。 風がよく当たるので、効率よく乾かすことができます。

    いかがでしたでしょうか?今回は浴室乾燥機からの悪臭の原因と対策についてご紹介してまいりました。浴室を定期的に掃除して清潔に保つ事によって悪臭を防ぐ事ができますので是非ご紹介した内容を試してみてください!