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突然蛇口から水が出なくなってしまった!その原因と対処法をご紹介

今まで問題なく使用出来ていたはずなのにある日突然蛇口から水が出なくなったり、水の出が悪くなってしまったら困ってしまいますよね。

水は生活に欠かせないものですのでいつになれば通常通りに使用できるようになるのかも不安な所だと思います。

今回はいざという時の為に水が出なくなってしまった時の原因と対処法をご紹介して参ります。

 

蛇口から水が出ない場合に考えられる原因

蛇口から水が出なくなってしまった場合には、まずその原因を特定する必要があります。

主な原因として下記のものが考えられます。

①断水

まず原因の1つとして考えられるのが断水です。

周辺で水道工事等が行われる際に作業の為、一時的に断水する事があります。

通常、断水が必要な工事の際は事前に断水のお知らせが配布されるので日時を確認しておく必要があります。

この場合は工事が終了次第、水が使用できるようになります。

事前のお知らせがない場合にも、事故や緊急工事などで突発的に断水が起きることもありますのでその際には水道局や管理会社に確認する事をおすすめ致します。

なお、断水後は一時的に蛇口からに濁った水が出る事がありますのでその様な水が出てきた際は3分程水を出しっぱなしにし、水が綺麗な状態になってから使用してください。
断水のマーク

 

 

②水道管の凍結

寒い時期に水が出なくなってしまった際には水道管の凍結が考えられます。

水道管が凍結した場合は、氷が解けるまで水道の使用ができません。

水道管が凍結してしまう気温の目安は-4℃ですが、日の当たらない場所や風が強い場所では周囲の温度が下がっている為-4℃以上であっても凍結の恐れがあります。

水は凍ると膨張する為、水道管が破裂する恐れもあります。気温が低い日は、あらかじめ水道管に布や毛布を巻いておいたり、

止水栓を閉めて給水管の内部の水を抜いておくなどの凍結防止対策をする事をおすすめいたします。

凍結した水道管のイラスト

 

※水道管の凍結についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しております。

冬本番前に準備を!冬場の水回りトラブルの予防と対処方法

 

 

③水道管の劣化

水道管の劣化によって蛇口から水が出なくなる場合もあります。

築年数が古い住宅の多くでは水道管に『鉄管(鋼管)』が使用されています。

鉄管(鋼管)は長期間使用していると劣化して錆びる事があります。

水道管の内部が錆びてしまうと、錆びによって水の流れが遮られ、蛇口から水が出なくなる事があるので注意が必要です。

新しい住宅では主に『樹脂管』が使用されており、鉄管(鋼管)と違い経年劣化で錆びることはありません。

しかし樹脂管は衝撃や熱に弱い為、熱湯を流したり高圧洗浄を実施すると傷んでしまいその結果水が出ない原因になる事があります。

 

 

④受水槽の故障

マンションやアパートなどの共同住宅では水を一時的にためておく為の受水槽が設置されている場合があります。

受水槽に貯めた水はポンプを使用して各住戸に送られますが、このポンプが故障してしまうと蛇口から水が出なくなってしまいます。

また受水槽自体にトラブルが起きて水が出なくなってしまう可能性もありますが、こうした場合には管理会社や大家さんに連絡して対処してもらう必要があります。

受水槽の故障が原因の場合は他の住戸でも水が出にくくなっている可能性が高いので、ご近所の方に確認してみてもよいかもしれません。
受水槽のイラスト

 

 

⑤ストレーナー詰まり

蛇口の中には『ストレーナー』という、水をろ過するための網目状の部品が付いています。

このストレーナーにゴミなどが溜まり詰まってしまうと、蛇口から水が流れにくくなることがあります。

ストレーナーの詰まりは水が出なくなる原因としてよくあるものですので、定期的にメンテナンスを行う事をおすすめ致します。

 

 

⑥スパウト(蛇口)の詰まり

ストレーナーではなく、スパウト(蛇口)自体にゴミなどが詰まり水の出口が塞がれる事により蛇口から水が出なくなることもあります。

スパウト(蛇口)はご自分で掃除するのが難しい箇所なので、スパウトが詰まった際には専門の業者に相談する事をおすすめ致します。

 

 

⑦部品の劣化

蛇口の内部には、バルブやパッキンといった沢山の部品が使用されています。

これらの部品の劣化によって蛇口から水が出なくなる場合もあります。

部品の劣化は見た目ではわからず、また分解も困難な為、やはり専門の業者へのご相談をおすすめ致します。

 

 

⑧止水栓が閉まっている

止水栓とは水道の元栓の事で、ここが閉まっていると家中の水道が使用できなくなってしまいます。

引っ越しの直後や水道の修理をした後などは閉まっている可能性もありますので確認が必要です。

止水栓は戸建ての場合は地面に埋められていることが多く、

『止水栓』や『量水器』などと書かれた蓋を開けると中に水道メーターと元栓があるので、そちらを開けば完了です。

マンションやアパートなど集合住宅の場合にはガスメーターなどと一緒にドアの横に設置されていることも多いのでそちらをご確認ください。

 

 

⑨水漏れが発生している

水が止まっているのではなく出にくいといった場合には水漏れの可能性もあります。

この場合は、水道メーターを確認してみてください。先述したように水道メーターは、止水栓の横に設置されている事が多くあります。

まず、家中の蛇口をすべて閉めます。次に止水栓のバルブを回して水を止めます。

この際に、水道メーターが動いたままであればどこかで水漏れが発生している事になります。

水漏れの場合も自分で対処することが難しいので、専門の業者へご相談いただく事をおすすめ致します。

 

 

⑩水道代金が支払われていない

払い忘れなどによって水道代金が支払われておらず水道が止められてしまった可能性もあります。

水道代金の支払いを忘れたからといってすぐに水が止められることはなく、基本的には支払いが滞った段階で督促状や勧告状が届きます。

その際には速やかに支払いを済ませてください。口座振替の場合も残高が不足していないか等の確認を忘れないようにしてください。

 

 

蛇口の修理方法

ここまでは蛇口から水が出なくなった原因についてご紹介してきましたが、ここからは具体的な修理方法について症状別にご紹介していきます。

 

①水道管の凍結

水道管が凍結してしまうと水が出なくなるだけでなく、水道管が破裂してしまう危険性もあります。

万が一凍結してしまった場合には、ぬるま湯をかけたり予め温めておいたタオルを巻いたり使い捨てカイロをあてる等時間をかけて水道管を温めてください。

温める際に急激に温度を上げてしまうと水道管が破裂したり、損傷したりする可能性がありますので熱湯などは絶対に使用しないようにご注意ください。

 

 

②水道管の劣化

水道管の劣化が原因で水の流れが悪くなったに場合は、水道管を交換する必要があります。

その際には個人で対応する事が難しい為、専門の業者に交換を依頼しましょう。

水道管の耐用年数は一般的に鋼管・樹脂管共に約20年とされていますので設置から20年以上経過した水道管は、

大きなトラブルが起きる前に交換する事をおすすめ致します。

 

 

③受水槽の故障

水道管の凍結や劣化がなく、断水も行われていない、また水道料金もきちんと支払われおり、

これといった原因が思い当たらないといった場合には受水槽の故障も考えられます。

受水槽が故障してしまった場合も個人では対処が出来ませんので物件のオーナーや管理会社等に連絡し、修理の対応を依頼する必要があります。

 

 

④ストレーナーの詰まり

ストレーナーとは配管に取り付けられているゴミ避けの事で、フィルターと同じような役割をする装置の事です。

このストレーナーが詰まってしまうと水が出なくなる場合があります。

この場合、ストレーナーを掃除すれば解決する可能性があります。

蛇口の先端部分を回転させ蓋を外し、歯ブラシなどを使ってゴミを取り除いてみてください。

 

 

⑤逆止弁の詰まり

蛇口の根元付近には、水の逆流を防ぐための『逆止弁』という部品がついています。

ストレーナーを掃除しても水の流れが悪い場合には、この逆止弁にゴミ等が詰まっている可能性もあります。

蛇口内部の構造は複雑な為、個人で分解して掃除する事は困難であり、無理に分解してしまうと破損の恐れもありますので、

こうした場合にも専門の業者へ依頼する事をおすすめ致します。

 

 

⑥止水栓が閉まっている

部品の劣化や故障・凍結などはなく、何らかの原因によって止水栓が閉まっていて水が出ないという可能性もあります。

止水栓とは、水道管のメンテナンスや修理などの際に水を止めたり、水量を調整したりする為についている水栓の事です。

止水栓は少し回っているだけでも水の出が悪くなり、閉まっている場合には完全に水が出なくなってしまいます。

この場合は止水栓を開ける事により通常通り水が使えるようになりますので業者等を手配する前に、一度止水栓を確認してみて下さい。

 

 

いかがでしたでしょうか?今回は蛇口から水が出なくなってしまった際の原因と対処法についてご紹介して参りました。

この様に蛇口から水が出ない原因といっても様々です。

原因に応じて対処方法も異なりますので大きなトラブルになる前にまずは落ち着いて原因を探る事が大切です。

原因がわからない場合には、無理に個人で対処せずに速やかに専門の業者へ依頼する事をおすすめ致します。



 

 

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