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感染症は時代を変える?

人類は紀元前から、さまざまな感染症に翻弄されながら乗り越え、生き延びてきました。

無敵の支配者や偉大な歴史を築いた人物も目には見えない小さな菌によって命を落とした事例は多数あります。

日本でも、万単位の人が亡くなる感染症の大流行が幾度もありました。

そんな感染症のパンデミックを生き延びた尊い遺伝子の継承が現在ここに存在する人々の免疫形成基盤を

支えていると考えられます。

今回は歴史的なパンデミックへと繋がった代表的な感染症をご紹介していきます。

 

 

タイコー公式キャラクターとアマビエ

歴史的なパンデミックを引き起こした感染症

【 天然痘 】

天然痘は1万年前から人類の病気として定着したと考えられており、

アステカ帝国やインカ帝国が滅んだのも天然痘のせいだったといわれています。

日本では、奈良時代に大流行し、政権を担っていた藤原氏の死因もそうでした。

また、その後では戦国武将の伊達政宗も片目を失った原因は天然痘だったといわれています。

しかし、1700年代後半からイギリスの医学者エドワード・ジェンナーによりワクチンの開発が行われ、世界中に広まりました。

天然痘は全世界でワクチンによる根絶が可能であるとして、世界保健機構(WHO)は1958年の総会で「世界天然痘根絶決議」を可決しました。

その後1977年のソマリア人患者を最後に全世界から天然痘患者の発生がなくなったとされています。

こうして天然痘は「唯一根絶に成功した疫病」と言われ、人々の記憶から消え去りつつありますが、ただの一例の発生でも非常に大きな事態に

発展する恐れがある為バイオテロに使用される恐れのある病原体として位置づけられています。

【 ペスト 】

東ローマ帝国などで流行したとの記録があり、14世紀には世界の1億人が死亡したといわれています。

「黒死病」と言われ、恐れられていました。

中世西ヨーロッパの農村は領主が支配する共同体で、農民たちは協力して年貢を納め、残りを分け合い生活していました。

ところが、ペスト流行により労働力が不足した為、領主は農民の意欲を高める為、土地を貸し出します。

すると農民はそれぞれが工夫してそれぞれの成果を上げるようになりました。

このように、ペストは皮肉にも経済の大変革につながり、現在の資本主義経済のあり方を生んだとも言われています。

【 コレラ 】

インドの風土病で、植民地にした英国の勢力拡大で世界に広がり、各地で蔓延しました。

日本でも、明治の開国前後に流行し、万を超える死亡者が出たとされています。

コレラは汚れた飲み水から流行したため、公衆衛生の重要認識が世界で広まり、上下水道の整備が進みました。

そういった事から、コレラは現代までの衛生環境における進化に多大なる影響を与えた発端ともいえます。

【 エボラ出血熱 】

1976年にスーダンおよびコンゴ民主共和国(旧ザイール)での流行が最初です。

その後、他のアフリカ諸国にも広がり、何度も流行しています。

致死率が高く、2014年にも再流行して1万人以上が死亡する事態となりました。

エボラウイルスはアフリカの熱帯雨林に生息するオオコウモリに棲みつき共生することが明らかになっています。

もともと西アフリカではコウモリを食す習慣があり、捕獲や調理の過程で感染、またはコウモリから感染した

野生動物を捕食した事で感染したという節がありますが、はっきりとした事実は依然不明です。

空気感染は無いものとされていますが、感染力や致死率は非常に高く、エボラウイルスの血液を介しての感染(針刺し事故)では

ほぼ100%の確率で感染が成立します。

しかし現在では有効な治療法があり、患者が早期に治療を受け、支持療法を受ければ、生存の可能性は大幅に向上できると

厚生労働省検疫所FORTHにより発表されています。

【 インフルエンザ 】

インフルエンザ(であろうとされた病)について862年の記録が日本では最初のようです。

インフルエンザは古代から日本でも立派な死病として存在し、感染力の高さもあり、庶民から天皇家まで、被害は拡大しました。

インフルエンザは流行の回数が他の感染症より格段に多く、そして第一次世界大戦の際も猛威を振るいます。

今から100年前、1918~1920年に世界で流行したインフルエンザは、“スペイン風邪”とも呼ばれました。

これは20世紀史上最悪のパンデミックといわれています。

世界人口の4分の1は感染し、死者は5000万人~1億人と推計されています。

第1次世界大戦の最中に、各国の軍隊で患者が続出したことが戦争終結を早める要因になったともいわれており、

最初の大規模感染地は米国で、欧州に渡った兵士から広がったと考えられています。参戦国は情報統制をしていたのですが、

中立国のスペインは盛んに感染拡大を報じていた為、世界でスペイン風邪と言われるようになったという説もあります。

日本でも流行の波が3度起き、国民の4割以上が感染し、40万人程亡くなったといわれています。

総称してインフルエンザというウィルスは死に至る危険性が充分にある感染症として現在も君臨しつづけています。

【 SARS(サーズ ~重症急性呼吸器症候群~) 】

2002年、香港を中心に流行し、29カ国に感染が拡大しました。

発症すれば重症化することから、死亡者も続出しましたが、患者をすぐに隔離することで封じ込めに成功し、爆発的な感染拡大には至りませんでした。

【 MERS(マーズ ~中東呼吸器症候群~) 】

2012年にサウジアラビアで初めて感染が確認され、中東諸国を中心に27カ国感染が広まり、死亡者も出ました。

このように、原因や治療法も判明していなかった時代に起こる感染症のパンデミックは、一時代の終焉を迎えさせるほどの影響を及ぼしてきました。

他にも、紀元前のミイラから痕跡が発見されている結核や、同じく紀元前から記録のあるマラリア等は、一時収束したものの、ウィルスが進化し、

現在は抗生物質に対して抵抗性を示す結核菌が現れ、マラリアに関しても殺虫剤DDTなどによる根絶計画が成されましたが現在、抵抗性のあるハマダラカ(蚊)が出現しています。

近年、新型コロナウィルスが流行し、絶大な威力により世界中の人類は脅かされました。

そしてコロナウィルスにおける病原性への明確な有効薬が未だ公式に発表されていません。

“コロナ流行以前の様な世界に戻ることはない“という声もあり、今や人々の生活・メイクを含むファッション・勤務・教育・医療・レジャー等様々なスタイルに影響を与えています。

そして、それぞれのあり方が変貌しつつあります。

もしも未来で過去として現在を振り返る事があれば、まさに一時代の終焉といわれるのかもしれません。

このように移ろいやすい時代では、ニーズに対して低コストでスピーディーに発信できるモノに人気が集まる事も多いように感じられますが、

そういったモノの中には質も寿命もそれなりといったものも多く、それらは一過性の価値といえるでしょう。

衰退するものもあれば新たに発展するものもある事は事実です。

しかし、精神的な豊かさをもたらす古き物の継承や未来の環境改善に繋がる物づくりは、「持続的な価値」の継承や創造といえるのではないでしょうか。

タイコーは、古くなったマンションやビルにも付加価値を与える低コスト且つスピーディー施工の給・排水リニューアルを行っております。


排水管更生工事に「抗菌」機能をプラスした「CSC(サイクロンスーパーコート)工法」は、

当社が独自に開発した高圧研磨専用ノズルの使用で、スピーディーに精度の高い研磨作業を行います。

そしてSIAA適合の抗菌塗料により、マンション・ビルの痛んだ排水管の長寿命化とメンテナンスコストの削減を可能にした工法です。

このような工事が行われた建物は管内部がキレイな状態を長く保つので、水の利用量が大幅に削減されていきます。

また、古くなった管も可能な限り利用すれば廃材を減らす事ができます。

タイコー公式キャラクター
CSC工法

CSC工法

高精度研磨後、抗菌塗料でキレイが長持ち!


また、給湯管においては、厚生労働省が定める厳しい水質基準をクリアした業界初の給湯管ライニング工法「 HSC(Hot Super Coat)工法」を行っております。

古くなった給湯管を取り替えることなく再生し、コストも削減します。

銀イオン配合の抗菌塗料で高い抗菌性能を維持しつつ、管内部に付着する汚れを抑制します。

また、経年劣化による漏水防止効果も高い事が特徴です。

 

 

海外で、建物内の不衛生にしていた配管を経由してウィルス感染につながってしまったという事例もあった事から、

手指消毒などの衛生管理の他に、建物の衛生管理も改めて着目されています。

ご使用の建物内排水管や給水・給湯管の衛生はしっかり保たれていますか?

ご使用の配管に異変を感じたら、先ずは建物の管理会社等へご連絡して頂く事をおすすめします。

タイコーは古くなったマンションやビルにも付加価値を与え、人々に安心と衛生的な水廻り環境をご提供し、未来の環境づくりにも貢献できるよう邁進中です。

 

 

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