トイレの水漏れについて



トイレの水漏れについて

トイレの水漏れは配管接続部や床からも発生します。床からの水漏れは特に要注意です。

この場合、床下に埋設された配管やパイプ類が原因である可能性があります。

最初のうちは少量の水しか漏れていなかったとしても、放置しているうちに破損した部分が腐食し、被害が拡大する事も予想されます。

最終的には大量の水が漏れ、修理にかかるコストや手間も大きくなってしまいます。

一度破損した部分はどんどん劣化が進むのでご注意ください。

また、床下となれば、マンション等の集合住宅に住んでいる場合、階下の方にも被害が及ぶ恐れもあり、早急な対処が求められます。

ここではトイレで水漏れが起こる原因や、水漏れしてしまったときにご自分でできる対処法などをご紹介します。

 

 

トイレ床下水漏れの図

 

■トイレ床から水漏れする原因

 

・結露

冬の寒い時期に発生する水漏れは、結露の可能性があります。

便器本体の温度とトイレの室温に大きな差が生じると起きる現象で、便器やタンクの内部にある水と外気の温度差により結露が発生します。

便器やタンクの中の水温は調節ができないので、こまめに結露を拭いたり、換気を行ったりして防ぐ方法があります。

結露は温度だけではなく湿度が高い場所でも起こるので、しっかりと換気できているかも重要です。

特に、陶製の便器やタンクを使用しているトイレや、築年数が古い家のトイレも結露が発生しやすいのでご注意ください。

 

トイレ結露の図

・温水便座との接続部からの水漏れ

温水便座を使用している場合は、便座本体と給水管の接続部から水漏れしている可能性があります。

給水ホースや給水管、内蔵タンクなどが劣化していたり、接続不良などがあったりすると、接続部から漏れた水が便器からにじみ出て床を濡らしてしまいます。

温水便座には、貯水式と瞬間式があります。

貯水式
温水便座の内部に設けられた貯水タンクに水を貯め、設定した温度で温め続けます。

水を保温し続けることで塩素が失われ、貯水タンク内に雑菌が繁殖しやすく、貯水タンク付近のパーツやジョイント部分が劣化し、水漏れを起こすケースも多いです。

瞬間式
温水便座を使用したときだけ、水道水をヒーターで温め、瞬間的に放出するタイプの温水便座です。

瞬間式は貯水式と比べると、瞬間的に水を温めている為、塩素が失われる心配は少なく、雑菌が繁殖しにくく、水漏れするリスクも低いとされています。

 

・トイレ本体の設置不良

配管や接続部分の異常、内部のパッキンの摩耗やトイレ本体の設置不良も水漏れの原因として挙げられます。

トイレ本体と排水管の接続部がずれていると水が漏れて床が浸水してしまいます。

また、設置の際は不具合が無くても、接続部分が劣化すると、排水管と本体のズレが生じて水漏れに至るケースもあります。

設置不良が原因の水漏れは、トイレで排水すると水が滲み出してくることが多いです。

水を流した直後には異常がなくても、2~3時間経過すると少しずつ床が濡れてくる場合もありますのでご注意ください。

 

 

・便器のひび割れ

築年数が古いトイレの場合、経年劣化により便器にヒビが入ってしまうこともあります。

家庭用トイレは陶器製のものが多く、耐用年数は25~30年ほどです。

もちろん新しいトイレでも、ひび割れが発生するリスクもあります。

使用中に強い衝撃を与えてしまったり、掃除の際に熱湯を使ったりする事で、ヒビが入る場合もあります。

 

便器ひび割れの写真

・床下にある排水管の劣化

便器と同じように、排水管も経年劣化などによりヒビが入ったり、変形してしまったり、管に穴が空いてしまう場合もあります。

排水管にティッシュや髪の毛、残飯等を頻繁に流していませんか?

それから、大きな物を落としてしまうと管の中で詰まりの原因になります。

排水管は床下に埋設させていることが多いので、排水管に問題が発生すると床と便器の間から水が漏れてしまいます。

ただし、床と便器の隙間からの水漏れは必ずしもトイレの排水管が原因であるとは限りません。お風呂やキッチンなど、別の排水管から水が漏れている場合もあります。

 

 

■汚水が漏れていませんか?

 

便器と床の間から汚水が滲み出ているときは、便器のひび割れが原因である可能性が第一に考えられます。

解決策としては、便器そのものを取り替える事ですが、漏れ出ている水が黒っぽい場合は、接続部が劣化していると考えられます。

これらは便器を取り外す作業が必要になる為、個人での作業は困難かもしれません。

早急に専門業者に相談する事をおすすめします。

他にも、排水管の劣化により、床に汚水が滲み出てくるパターンもあります。

この場合、劣化しているのはトイレの排水管とは限りません。浴室やキッチンにつながる排水管から漏れた水が、トイレまで伝わってくる場合もあります。

それから、水漏れ部分を見つけたら焦らずに、先ずふき取ってみてください。

拭き取った水分は黄色くありませんか?
異臭がしませんか?

漏れていた部分を拭き取った後、時間を置いて除きに行ってもまだ水漏れはしていますか?

もし、時間を置いて観察しても再度水漏れしてくる気配がなければ、管や便器の問題ではなく、ただ汚してしまっただけという場合もあります。

小さなお子様やご高齢者様が同居されている場合は時々ある事なので、落ち着いて、漏れの原因を確かめてみて、それでも原因が不明な場合は業者に速やかに連絡をとりましょう。

 

■トイレの床が水漏れした時の対処法

 

トイレの床が水浸しになってしまったときや、床材が痛んでしまったときは、床材の張り替えや配管の工事が必要となります。

トイレを丸ごとリフォームしてしまう方が安くなるという場合もありますので、御見積の際によく確認をしてみてください。

また、水漏れの原因が特定できていない場合は、決して無理をして個人で対処してみようとせず業者へ連絡する事をおすすめします。

個人で対処しようと作業をした結果、被害がより深刻になってしまった場合、修理費用がかさんでしまうかもしれないからです。

 

止水栓を回す図

しかし、ご自分で修理をしてみるという方も居られるかと思いますので、その際は必ず止水栓を閉じてから作業に取りかかるようにしてください。

止水栓を閉めるときはマイナスドライバーを使って、時計回りにネジを回しましょう。

あらかじめ止水栓を閉じておくことで、大量に水が溢れてしまう心配もなく作業がしやすくなります。

 

 

■トイレの部品交換

 

部品の確認をして劣化の疑いが見られる様であれば、その部品を交換して解決する場合もあります。部品をホームセンターやメーカーに問合せをして購入してみましょう。

ただし、修理箇所によって部品が多かったり、取り付け方が複雑だったりすることもあるので、慎重に作業を行ってください。

このように、劣化した部品だけを交換することも可能ですが、一箇所部品が劣化をしているという事は全体的に劣化が進んでいる可能性は高いので、

できれば全体を交換する事をおすすめします。

また、トイレタンク内にあるボールタップは、水位の変化によって、弁を閉じたり開いたりする重要な部品です。

このボールタップが壊れると、水が止まらなくなるなどの不具合が起こります。

※ボールタップの無いタイプは、修理をする場合、給水管を取り外す必要があります。

トイレタンク内図

部品は似ているようで微妙に違っていたりする事もあります。

必ず同じ形の部品を使用して、きちんと取り付けてあったように取り付けないと隙間ができて再び水漏れの原因になってしまうのでご注意ください。

 

■ナットを締め直してみる

 

水を流したときに、配管から水が漏れてしまう場合は、配管接続部の緩みが考えられます。

そのような場合は、ナットを締め直すと、解決してしまう事もあります。

しかし、内部のパッキンが破損してしまっていては、ナットを締めるだけでは解決しません。

ナットの緩みを締め直してみても依然と水漏れしている場合は、パッキンの状態をチェックしてみてください。

先ず止水栓を止めて作業を行います。

その後、モンキーレンチやウォーターポンププライヤー等を使って、水が漏れている部分のナットを外します。

パッキンはタンク側と止水栓側にもあるので、両方確認してみてください。

時計回りに回せばナットが緩むので、古いパッキンを取り除きましょう。新しいパッキンに交換してから、ナットを元に戻してしっかり締め直したら完了です。

止水栓を開放し、水漏れがないかの確認をして、水漏れ部分が無ければ成功です。

 

■結露の解決法

 

結露が原因で水漏れが起きてしまうのであれば、トイレのタンクや便器の温度と室温の温度差を少なくすることで改善されます。

まずは換気を行うことで、結露の原因となる湿気を減らしつつ温度差を少なくできます。

忘れがちなトイレの換気扇掃除やフィルターの交換もこまめに行う事で効果があります。

除湿器や除湿剤を置くのもよいでしょう。

換気が悪い環境であっても、ある程度湿気を除くことができます。

窓に断熱シートを貼ってみるのも効果的です。

リフォームされる場合は、トイレの窓を二重窓や断熱窓にする事をおすすめします。

断熱効果の高い壁を利用してリフォームするのも良いでしょう。

 

 

先述でもお伝えしましたが、ご自分でできる範囲として気にかけて頂きたいポイントは、水漏れの原因追及です。

ご自分で修理が可能な場合はもちろん、修理費用を抑える事ができたり、修理業者の来訪を待たずに済むメリットもありますが、

修理ができるかわからず不安を感じるようであれば、ご自分で試してみたりせず、速やかに業者へ連絡する事をおすすめします。

試行錯誤しても結局業者に任せるしかない様な複雑な修理が必要かもしれないからです。

便器やタンクにひびが入っていたり、破損している場合は、便器を丸ごと交換しなくてはならない事も考えられます。

無理にご自分で直そうとして、返って状態を悪化させてしまう前に、業者に連絡する方が無難かもしれません。

また、稀な事かもしれませんが、新規取付工事直後に設置不良が判明した場合であれば尚更です。

取付け作業をした工事会社の方から無償で取付け直しをしてくれる事でしょう。

いかがでしたでしょうか。

トイレの部品が劣化したり水漏れを起こす前に、トイレ掃除の際、ナットの緩みを確認したり、トイレタンクの中の部品も正常か確認してみたりするとよいかもしれません。

換気もよくして、是非、衛生的なトイレを保ちましょう。

 

 

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