シンクや洗面台の流れが悪い・・・
排水口からクサイ臭いが・・・
排水管の臭いや詰まりが気になった際、市販のパイプ用洗浄剤を使用しても解消できない経験はございませんか?
どの排水管でも簡単に出来る洗浄方法です!
排水管の洗浄とは直接排水管内を掃除していくことが必要なので、先ずはシンク内で排水口を開け、取りだせる部品は全て取り出します。
すると排水管口を確認できるようになります。その排水管口を直接掃除していきます。
排水管の洗浄方法
① 温度40~50℃程度のお湯を排水管に直接一気に流しこみます。
意外な方法と思われますが、大量のお湯と水圧によって、汚れを一気に洗い流してしまう事ができるのでなかなか効果的です。
これだけで少々の詰まりや汚れは綺麗に押し流すことができます。
1ヶ月に一度くらいの間隔で定期的に行うと、コンスタントに詰まりや汚れを予防できます。
※先述のように碗トラップなど取り外せるものは取り外して、直接排水管へ流し込むことが大事です。
洗面台には水栓がある場合が多いですが、台所シンクの排水口をふさぐにはタオルを利用するとよいでしょう。
排水口にタオルを詰め込み蓋をします。隙間ができない様にできるだけギュッと詰め込んでいきましょう。
そしてシンクにお湯をはり、ある程度溜まった状態になったらタオルを引き抜きます。
すると一気に湯が排水口へ流し込まれていきますので、やはりその水圧で汚れや詰まりが押し流されていくという方法です。
タオルを掴む際はトングを使用したりゴム手袋を着用する等、火傷に気を付けて下さい。
② 重曹とクエン酸を使って排水管を洗浄する
ご家庭の掃除で最も定番の方法ですが、排水管の洗浄にも使える重曹とクエン酸。
いまや重曹もクエン酸も100均ショップで手に入れる事ができます。
排水管に直接重曹を振りかけたあと、クエン酸をまいて40~50度程度のお湯を流し込みます。
30分~1時間ほど放置したら、詰まりの原因になる汚れなどが浮き上がってくるので、そこで再度お湯を流し込みます。
重曹はヌメリや臭いの対策にもなるので、手が付けられなくなる前にこまめにお掃除としてこの方法を取り入れると清潔に保つ事が出来ます。
また、この方法で最後に湯を流し込む工程の部分で①の方法を行い水圧の勢いを利用して汚れを押し流すと更に効果が上がります。
③ 市販のパイプクリーナーの洗浄効果を高めて使う
市販のパイプクリーナーをそのまま使うのもいいですが、より洗浄効果を高めるために、
コチラも40~50℃程度のお湯と一緒に使ってみてください。
使う前に、洗面器などに40~50℃程度のお湯を貯めてそこへボトルごと浸けて薬剤を温めましょう。
温めることによって汚れと薬剤の化学反応がより高まり洗浄効果が上がります。
絶対に沸騰したお湯は使わないようにしてください。ボトルが破裂する恐れがあります。
洗い流す時も40~50℃程度のお湯を、①の方法の様に一気に流すと、分解された汚れがより流れていきやすくなります。
排水管の洗浄をより効果的に行うためには、40~50℃程度のお湯が必要不可欠です。
重曹や薬剤の洗浄効果をアップさせるのも40~50℃程度のお湯です。
排水口など排水トラップのある台所やお風呂場、洗濯機の排水管を洗浄するときは、必ず最初に排水口を分解して排水管を露出させることを忘れないようにしましょう。
もしもこれらの洗浄方法で掃除をしてみて、数日~2週間の範囲でまた詰まったり、臭いが消えないなどの症状が出てきた際には専門業者に依頼する事をお勧めいたします。
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