疲労を感じた時、バスタブに湯を溜めてゆっくり浸かりたいところですが、、、
残業や用事に追われてお風呂に入る時間が夜遅くなってしまう日は特に疲れて、シャワーで済ませている方も多いでしょう。
『 冷えは万病の元 』という考えも広く伝わっており、慢性的に体が冷えるとあらゆる病気を引き起こす可能性も高まります。
ここではバスタブにゆっくり浸からなくても体を温め疲労回復へ繋がる方法をお伝えしますのでご参考にしてみて下さい。
日々シャワーのみでも疲労回復はできるの?
バスタブに浸からずとも効率よく体を温めていく方法はいくつかあります。
シャワーで温まりたい場合ぬるめのお湯を長く浴びていても、効果はありません。
温度は40~42度くらいに設定した熱めのシャワーを浴びましょう。
温冷シャワーをすること
温かいシャワーと冷たいシャワーを交互にかけることで、脚の血行を促進する効果が期待できます。
① 38~42度のシャワーを、足先から膝下にかけて3分程度当てる
② 18~20度の冷水を30秒~1分程度あてる
①~②の工程を3~5回繰り返します。3回くらいから始めて、慣れてきたら回数を増やしていくと効果的です。
足湯
シャワーの温度をやや熱めに設定し、足首までしっかり浸るくらいのお湯を溜めるだけでOK。
ホームセンター等でご自身の足が入る様考慮したサイズのタライやバケツを購入してみましょう。
体や髪を洗っている際も足元が温められている事により血行を促進し疲労を緩和します。
※首や肩、腰など「自分が疲れているなぁ」と感じているところに、シャワーをしばらくあててみると効果的です。
ただ、一箇所に当て続けてしまうと他の部分が冷えてきてしまう可能性もあるので、注意してください。
簡単なリンパマッサージ
シャワーを身体に当てながら、リンパマッサージをすると疲労が緩和され、むくみ改善の効果もあります。
① シャワー温度を40度くらいに設定し、手足にかけて少しずつ慣らしていきます。
② 手でげんこつを造り、ふくらはぎへシャワーをあてながら下から上へ数カ所グッと押していきます。
③ すねも同様にシャワーを当てながらげんこつで下から上へ数カ所押していきます。
リンパマッサージは、「下から上へ」がポイントです。
きつく力を加えると皮膚トラブルの原因になってしまいますので、げんこつをあてる際はこすらずグッと押し込む様にして下さい。
④ その後シャワーをあてながら手で優しくなでるようにして老廃物排出を促します。
脱衣所は温めておく
脱衣所が寒いと、せっかく温まった身体が冷えてしまいますので、浴室を空けて温めたり、小さな暖房器具を用意したりするとよいでしょう。
浴室から出た後も足元は冷やさない
浴室から出た後も足元が冷えない様に靴下やブランケットを活用して保温を心がけましょう。
ただし靴下を履いたまま眠ってしまうのはNGです。
特に化繊の靴下は汗をうまく逃がせないので、汗が原因で冷えを引き起こし逆効果になります。就寝前には脱ぐようにしましょう。
お風呂になかなか浸かれない方も、工夫して、心と身体のストレスを溜め込まない様にしていきましょう。
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