入浴には、血行を促進し、疲労物質の排出を促す「温熱効果」、むくみを改善する「水圧効果」、それから筋肉がリラックスできる「浮力」があるといわれています。
(浮力がかかる事で70kgの体重ならば体感は7kg程)
お風呂に入ることで得られるメリット
①発汗し代謝をあげる
体が温まることで血液の巡りも良くなり、代謝や免疫力も上がります。冷えはむくみの原因となりますし、
内臓機能も低下させます。
②内臓機能の活性化
冬は特に体の冷えによる問題が生じます。
例えば、原因不明で胃もたれが続いているという方、案外冷えが要因かもしれません。
その場合、38℃位の湯に浸かり、体を温めたらできるだけすぐ就寝します。
体が温まった事により、内臓の消化活動も活性化され、胃もたれが解消される可能性もあります。
(症状が改善されない場合は医療機関等で診断を仰いで下さい。)
※夏場も冷房の影響で案外体は冷えていますので夏でも湯に浸かる事をお勧め致します。
③毛穴の汚れを落とす
湯に浸からず体を洗っても表面の汚れは落とせますが、毛穴の奥に汚れは蓄積されています。
温まると全身の毛穴が開くので、老廃物が排出され、肌も清潔に保てます。
④自律神経の調子を整える
先述の浮力効果や温熱効果で体はリラックスし、筋肉の緊張もほぐれ、自律神経の調子は整っていきます。
好みのアロマオイルを使用したりするのもより効果的です。
熱い湯には要注意!
高齢者や高血圧の方など、心臓の弱い方は入り方によって熱いお湯は大変危険を伴います。
熱いお風呂が大好きな方も多いですが、高齢になると体温が低くなり、体温調節機能も低下します。
平熱により体感温度も様々ですが、平熱約35℃の方が43℃の熱いお風呂に浸かると心拍数が一気に上昇するので、かなり体に負担がかかります。
お風呂での事故を防ぐためにも体に負担のかからない適正温度で入るようにしましょう。
どうしても熱いお湯に浸かりたいと思う方は最初から熱いお湯ではなく、ぬるめのお湯に浸かり、
風呂からあがる少し前に熱い湯を足すか再度沸かせる機能で設定温度を高くして沸かすと案外満足感が得られますので試してみて下さい。
38℃~40℃程の湯でゆっくり温まる習慣は大いに健康のサポートとなるでしょう。
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