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マンション老朽化問題

建物はいずれ老朽化します。外見から見てとれる劣化は「外壁のひび割れ」「鉄錆」「外付け雨どいの劣化」等が挙げられます。目視できない劣化部分は「配管や貯水タンクの劣化」「エレベーター故障」等が挙げられます。

また、耐震基準を満たしているかどうかも目に見えない部分であり、経年老朽化は避けられない為、補修工事が必要というわけです。

 

マンション耐用年数

マンションの耐用年数とは減価償却の為の年数です。

減価償却とは、企業会計に関する購入費用の認識や計算方法のひとつで、固定資産を購入した際に分割して少しずつ計上していくルールのことです。耐用年数=建物の寿命というわけではありませんが、点検や補修工事をする為のひとつの目安ともいえます。

新築分譲マンションがあちこちで建設される中、築歴の長いマンションが増加しているのも現状です。

国土交通省によると、令和元年末では築40年超えのマンションは91.8万戸、(マンションストック総数の約14%)で、10年後には約2.3倍の213.5万戸、20年後には約4.2倍の384.5万戸となる見込みと発表しています。※1

1 国土交通省:https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk5_000058/

 

海外などでは築100年以上の建物は趣があり、価値が上がるという逆の発想もありますが、日本は地震大国でもある為、築年数の長い建物はやはり耐用性を考慮すると、趣深さなどの価値より災害時のリスクに着目されてしまうのが現実です。

では新築分譲マンションばかりが有益なのでしょうか?

 

 

 

 

 

築20~30年の中古物件をリノベーション

耐震性の基準を満たしている建物であれば、内装等をキレイにすると新築同等の利用価値を見出せます。築年数20~30年の格安中古物件を購入して内装に数百万円かけるという選択肢も近年ではなかなか人気です。マンションの購入をする場合、土地の価値が同等なら、新築価格より中古物件をリノベーションする方が断然コストの削減になります。この場合はもちろん、建物のメンテナンス状態が良好な場合におすすめです。目視で確認できない部分の劣化具合は、実際に業者による定期メンテナンス作業が行われているかが重要です。配管やエレベーターのメンテナンスが最後に行われたのはいつ頃なのかを管理会社等へ確認してみましょう。

立地条件や土地の価値、築年数、耐震性、これらを天秤にかけてご自身のライフプランにあった選択をする事がよりよいマンション選びの秘訣かもしれません。これからマンションご購入をお考えの際は是非ご参考にしてみてください。

 

 

マンションご購入・リフォームの際は専門家にご相談する事をおすすめします。

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