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洗濯物につく黒いカスの正体は洗濯槽のカビ!汚れを退治する掃除法・予防術


せっかく洗濯をしたのに黒いカスが衣類に付着していたり、ニオイが気になるなんて事はありませんか?

実はそれ洗濯槽に潜んでいるカビが原因なんです・・・。

今回は厄介な洗濯槽カビが起こる原因と、その掃除法についてご紹介いたします。

 

カビはどうしてたくさん繁殖するの?

洗濯機は内部の汚れが見えず、ついつい掃除を忘れがちですがその中は気付かぬうちにカビたちの温床になっています。

それは洗濯槽にカビが繁殖するのにうってつけのつの条件が揃っているからです。

 

①豊富なエサ

洗濯槽の内部は衣類に付着していた皮脂、食べかすや毛髪等のゴミ、洗剤の溶け残り等が混ざりあって残っています。

カビや雑菌はこういったゴミをエサにどんどん育っていきます。

 

②高い湿度

洗濯槽は奥深くにあり風が通らない為、洗濯後の水分が残り常にじめじめした状態です。

カビは70〜80%の湿度で活発に繁殖するので、洗濯槽の内側は住処にうってつけです。

 

③適度な気温

人が快適と感じる20〜30℃の室温は、カビにとっても過ごしやすい環境です。

特に気温が上がる夏場は高温多湿になりカビが繁殖しやすくなります。

 

 

上記のように洗濯槽はカビにとって格好の住処となっています。

カビは嫌な臭いやぬめりがあるだけでなく、放置すると様々な害があります。

特に洗濯物が乾く際にはカビが空気中に飛ぶため、皮膚のアレルギー、ぜんそく、慢性的な鼻炎などを引き起こす恐れがあり

特にお子様や、免疫力が落ちている方は注意が必要です。

こういったカビの巻き起こすリスクから身を守る為にも普段から洗濯槽を清潔に保つ事が大切と言えます。

 

洗濯槽のお掃除方法ってどうしたらいいの?


 

【用意するもの】

・過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)

・針金ハンガー

・水切りネット

 

お掃除手順

①洗濯機に水を8割ほど溜めて過炭酸ナトリウムを適量入れる。

②少し洗濯機を回してから5時間~8時間漬け置きする。

③針金ハンガーに水切りネットをかけてカビ取りネットを作り浮かんできたゴミをすくって捨てる

④排水する

⑤ゴミが完全に出なくなるまで①~④の工程を繰り返す

過炭酸ナトリウム※はスーパーやドラッグストアで簡単に手に入れる事ができるのでおススメです。


洗濯槽の汚れの写真

洗濯槽の汚れ

 

※過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)とは

炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と過酸化水素が 2:3 の割合で混在してできたものです。

酸化力があるので漂白剤、除菌剤、消臭剤としてよく使われます。

一般に酸素系漂白剤として売られている製品の主成分で、「白さ」を強調する合成洗剤に配合されていることもあります。

重曹などと比べて、より洗浄・除菌力が高いのが特徴です。スーパーやドラッグストアで簡単に手に入れる事ができるのでおススメです。

この様に定期的な掃除も大切ですが、まずは日ごろから予防していく事が肝心です。

カビは常在菌なので、神経質にならずとも日々継続的な簡単ケアを施すと案外かなり抑制できますのでここで、簡単なケア方法もいくつかご紹介いたします。

 

 

簡単に出来る洗濯槽のカビ予防術

 

①洗濯槽に汚れた衣類を入れっぱなしにしない

『 後で洗うから・・・。  』と洗濯槽をランドリーボックス代わりに使用していませんか?

この行為は衣類に含まれた湿気で洗濯槽の中の湿度が上がってしまう他、衣類に付着した汗や皮脂はカビのエサになってしまいます。

洗濯槽に入れっぱなしにするのではなく、通気性の良いランドリーボックスを使用する事をおすすめします。

 

②洗濯の際は洗剤の用量を守る

洗剤はつい多めに入れてしまいがちですが、多ければ良いというものではありません。

洗剤の量が多いと溶け残りが発生してしまい、これもカビのエサになってしまいます。

用量を守って使用することを心掛けましょう。

 

③洗濯後はすぐに洗い物を干す

洗濯機を回している間に他の作業をしていて取り出すまでに時間がかかってしまう事もあるかと思います。

洗濯機の中の衣類をそのままにしておくと湿気が溜まってしまい、カビにとって絶好の環境になってしまいます。

洗濯が終わった後は速やかに洗い物を取り出して、洗濯槽の中に湿気がこもらないようにしましょう。

 

④洗濯機のふたを開けて洗濯槽を乾燥させる

洗濯槽に湿気がこもらないように洗濯機のふたを開けておくだけでも効果があります。

洗濯機の使用後に1時間程ふたを開けておく事をおすすめします。

しかし開けっぱなしでは洗濯槽にほこりが入ってしまうので乾燥後は忘れずにふたを閉めるようお気をつけください。

 

いかがでしたでしょうか。

様々な方法がありますが、なかなか洗濯槽のお掃除をしないという方は今回ご紹介させていただいた掃除法や予防術を是非ご活用なさってみてください。

清潔な洗濯機で毎日安心してお洗濯をしていきましょう。

 


 

 

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