洗面台は各ご家庭にほぼ必ず設置されており、手洗いや歯磨き、掃除等で毎日使用する箇所です。また、シャワーヘッドがついている場合、洗髪をする方もおられるでしょう。
この様に毎日様々な用途で使用する洗面台が故障等で使用できなくなってしまうととても不便です。すぐに業者へご依頼される方も多いかと思いますが、シャワーホースはご自身でも簡単に修理する事が可能ですので、今回はご自身で行うシャワーホースの交換方法をご紹介していきます。
先ずは、本体とシャワーホースを繋いでいる部分を取り外していきます。
洗面台下の扉部分を開けて中を除くと、つなぎ目部分（取付け部分）は以下の2タイプになっています。
ワンタッチジョイントタイプ
最近ではこのタイプが多く、この場合シャワーホースの交換は比較的難易度が低いといえます。
ナット閉めタイプ
このタイプは難易度が高いので、業者へ依頼する事をお勧めします。
シャワーホースを入手する方法
① 事前にメーカーへ連絡して手配する
洗面台水栓の根本付近などにメーカーが品番を貼っている場合が多いので確認してみてください。
品番等が判ったらメーカーに問い合わせて該当するホースや部品を送ってもらうことができます。
② 事前にホースを取り外してそれをホームセンター等へ持って行き、該当するホースを選ぶ
選んだものが、ちゃんと合っているかを店員さんに確認すると安心です。
自分の家の水栓に合っていないホースを準備してもせっかく購入したのに使用できないという事態になりかねないのでご注意下さい。
ホースを入手したら、いよいよ交換です。
準備するもの
・シャワーホース
・ウォーターポンププライヤー（ペンチの用な工具）
・バケツ等の水受け
・マイナスドライバー（止水栓がマイナス溝の場合のみ
① 止水栓を止める
止水栓にはハンドルタイプとマイナス溝タイプがあります。ハンドルタイプの場合は蛇口を閉める時のようにひねって閉めます。
マイナス溝の場合はマイナスドライバーでまわして閉めます。
② 水受け等がある場合はそれも外しておく
③ シャワーホースを本体から外す
ワンタッチジョイントタイプは少し力を入れて下に引っ張るとそのまま抜けます。
※ホース部分に残留していた水がこぼれやすいのでバケツの上等で行うようにしてください。
④ ワンタッチジョイントとホースを分離する
ホースの金属部分を手で持って、ワンタッチジョイントを赤い矢印の方向へ回して外します。
※固くて外れない場合はプライヤーで金属部分を掴んでみてください。
⑤ シャワーホースを引き抜く
シャワーヘッドはシャワーベースから引き抜きます。ひき抜いたら更にシャワーヘッド部分をひねってホースから取り外します。
この際、シャワーヘッドがネジやストッパー等で留まっている場合はそれらを先に外しましょう。
⑥ シャワーヘッドを新しいホースに取り付ける
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⑦ シャワーヘッドとつながったホースをシャワーベースへ挿し込む
⑧ ヘッドとは逆のホースの先にワンタッチジョイントをとりつける
⑨ ワンタッチジョイントを本体へ繋げる
ワンタッチジョイントの下の部分をスライドして下に引っ張りながら本体へ差し込みます。
⑩ 止水栓を開く
止水栓を開いて通水させても漏れる箇所はないかを確認してみましょう。
どこからも漏れが無いようであればホース交換完了です。
このようにご自分でもホースの交換をすることが可能です。
不具合が起きている場合、ホース以外にも色々部品が壊れている場合もありますので、試してみても改善されない場合は、業者に依頼する事をお勧めいたします。
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