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トイレットペーパーを流してはいけない国があるってホント?アジアのトイレ事情をご紹介

日本ではトイレを利用する際にはトイレットペーパーを使用して水に流していますが、国が違えば文化が違うように、トイレ事情も国によって様々です。

普段当たり前に流しているトイレットペーパーも国によっては流してはいけなかったり、そもそもトイレットペーパーが無い国もあります。

他にも日本人からする驚きの連続である世界各国の様々なトイレ事情について今回はご紹介していきます!

トイレの写真

 

先にお話ししたようにトイレ事情は国によって様々です。

海外旅行に行った際に日本とは全く違う使用方法に驚いた事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そもそもトイレットペーパーを使用する習慣がある国は先進国を中心とした全人口の約1/3程度しかないそうで、

日本では当たり前の事であっても世界で考えると少数派と言えます。

ここからは各国のトイレ事情を詳しくご紹介していきます。

 


アジア各国のトイレ事情

まずはアジア各国のトイレ事情からご紹介していきます。

 

①インド

インド国旗のイラスト

インドにあるトイレの多くには、トイレットペーパーがありません。

便器の横に小さな蛇口がついており、そこに手桶が置かれていたりトイレシャワーが設置されているのでそれを使用して水をかけながら、手でお尻を洗います。

イスラム教やヒンズー教の国々では『右手は聖浄なる手』『左手は不浄の手』とされており、

排泄物には「穢れ」や「不浄」といったイメージが伴うため、トイレの際には絶対に左手を使用します。(食事や握手、物の受け渡しの際には右手を使用します)

 

 

②中国

中国国旗のイラスト

中国のトイレというとニーハオトイレ(壁や扉のないトイレ)を想像したり、不衛生なイメージを持つ方が多いかも知れませんが、経済発展に伴い改善されつつあります。

以前は個室が無い所も多くありましたが、現在はほとんどのトイレに個室があります。

とはいえ内陸部や田舎等に行くとまだまだ古いトイレを日常的に使用している所も多く、田舎の公衆トイレにはひどく不衛生な所もあります。

公共トイレは有料(1元前後)の場合もあり、入口に係員がいて、その場で支払うとトイレを使用する事ができます。

また、気を付けなければならないのが中国のトイレットペーパーは水に溶ける材質ではない為、便器に流してしまうと詰まる可能性があります。

その為、使用後はトイレットペーパーを便器の横に置いてあるゴミ箱の中に捨てる必要があります。

トイレットペーパーが設置されていないトイレも多くある為、ティッシュペーパーやウェットティッシュ等を常時携帯しておく必要があります。

但し、ホテルや近代的な商業施設内などのトイレは流せるところもあります。

 

③韓国

韓国国旗のイラスト

韓国のトイレも中国と同様に使用後のトイレットペーパーを便器には流さずに便器の横に設置してあるゴミ箱に捨てる必要があります。

韓国も近年まで下水設備や排水管が整備されておらず、トイレットペーパーを流してしまうと途中で詰まってしまう可能性があった為です。

近年では水溶性のトイレットペーパーも普及していますが、以前は紙質が厚く水に溶けない材質で作られているものが多く使用されており、

流すと詰まりの原因になっていました。(現在もこういった物を使用している所もあります)

トイレットペーパーの品質やトイレの水圧が改善されつつある現在も、トイレットペーパーは“詰まるから流せない”と認識している人が多いため、

ゴミ箱の撤去作業が進まないようです。

 

④マレーシア

マレーシア国旗のイラスト

マレーシアは人口の多くをイスラム教徒が占めており、インド同様右手で専用の水道ホースまたはバケツに入った手桶を利用し、水を使って左手で洗います。

乾燥は、自然乾燥が基本のようですのでトイレットペーパーがないのが一般的です。

使用後は水で周囲も流しますので基本的にトイレの床が濡れています。

商業施設などにある有料トイレにも基本的にティッシュペーパーは設置されておらず別料金となりますので

ティッシュペーパーやウェットティッシュを持参する事をおすすめいたします。

また、多くの箇所に設置されているイスラム式の便器は日本の和式トイレに似ており、和式同様しゃがんで使用します。

しかし座る方向が日本と逆で、ドア側を向いて使うのが正しい使い方となりますので注意が必要です。

 

外国のトイレ

 

ヨーロッパのトイレ事情

フランス・イタリア等
ヨーロッパのトイレは下の写真の便座右横にある便器のような、流し台のようなものが設置してある国も多く、

これを「ビデ」と言います。日本では「ビデ」といえば、温水洗浄便座に付いている機能を指しますが、この「ビデ」は別物です。

ヨーロッパのトイレの写真

使用方法は便座に座るのとは逆の姿勢で壁に向かってビデにまたがるように座ります。

ただし、ズボンを履いている場合は座りにくいので、壁を背にして座る人もいるようです。

特にイタリアで多く普及しています。

ビデで洗浄する際の専用ボディソープが置かれている場合もあり、紙で拭くだけよりもこちらの方が衛生的で快適だと考える人も多数います。

また、ペーパーが置かれている場合でも、そのまま流してよいかといえば、実はNGとされている場合もあります。

見極めとしては、便座の脇辺りににゴミ箱が置かれていたら、“使用後の紙屑はそちらへ捨ててください。“という事だと判断する方がよいでしょう。

例えばホテル滞在中、知らずにずっとトイレットペーパーを流し続けていたら、詰まらせてしまった等といったトラブルを引き起こしかねませんのでご注意ください。

 

 

ここまでアジアとヨーロッパのトイレ事情をご紹介して参りましたがおおよそ共通しているのは、トイレットペーパーが設置されているケースは少なく、

あったとしても、トイレには流してはいけないという事です。

これから海外旅行などの際にトイレで困らない様に、事前に用意しておくと便利なアイテムをご紹介いたします。

 

 

海外旅行用トイレに便利なアイテム

 

■便座掃除シート

海外のトイレには便座がないケースが多く、便座があったとしても清潔でない事が多い為、便座掃除シートを用意しておくと安心です。

便座掃除シートのイラスト

 

■ティッシュペーパー

海外のトイレではトイレットペーパーが設置されていないことが多いので海外旅行の際は、必ずティッシュペーパーを持ち歩いておく必要があります。

ティッシュのイラスト

 

■ウェットティッシュ・ハンドジェル

海外ではトイレに洗面台がない所も多い為、トイレの使用後に使うウェットティッシュやハンドジェルを持参する事をおすすめします。

ハンドジェルのイラスト

 

■携帯ウォシュレット

海外ではウォシュレットが設置されている所が少なく、設置されていても衛生面も心配な為、日頃からウォシュレットを使用している方は

携帯ウォシュレットを持参する事をおすすめいたします。

携帯ウォシュレットのイラスト

 

■携帯トイレ

海外では先述のように様々なタイプのトイレがある為、使い方がわからなかったり使用に不安を覚える方も多いと思います。

その様な時には、コンパクトな携帯トイレを持参する事をおすすめいたします。

携帯トイレは中に凝固剤が入っており用を足した後は可燃ごみとして処理できるため、扱いも簡単です。

災害時にも使用できるため、いざという時の為にも用意しておくと安心です。

 

いかがでしたでしょうか?今回はアジア各国のトイレ事情をご紹介して参りました。

こうして見てみると日本ほどトイレ環境が整っている国は他にはないかもしれません。

デパート等、公共施設ではウォシュレットがついているトイレも多数で、冬には温かい便座で用を足せるようになっている場所が多いので、

海外からの渡航者等からも評価が高く、日本から便座を購入して帰国する渡航者も多いという事は有名です。

アジアだけでもトイレ事情は多種多様ですので海外を訪れる際はあらかじめ各国のトイレ事情を確認しておくと安心です。

また、海外のトイレを少しでも気持ちよく使う為にも日本で準備できるものを持参していく事をおすすめいたします。

日本のトイレは水圧が強く、太い配管を採用し、しっかりと施工されているので紙を流すことが可能です。

快適に用を足せる日本のトイレは最高ですが、そんな日本のトイレも、トイレットペーパー以外を流してしまったり食べ残しを流してしまったりすると

詰りの原因になりますのでご注意ください。

それでも生活していると、うっかり異物を流してしまってりするものです。

そんな事があってもプロによる排水管のメンテナンスが行われていると、急な詰りや漏水事故の予防対策にもなり、排水管の寿命も延命できるので、

プロによる定期的な排水管のお掃除を依頼するのがおすすめです。

当たり前に使用できている日本のトイレはとても価値ある設備という事がわかりました。

これからもこのような衛生的で快適なトイレ環境を保つためには、トイレの使用方法やメンテナンスも重要という事ですね。

マンションやビルの水廻り環境でお悩みの方は是非タイコーにお問い合わせください!

 

 

 

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