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キッチンのシンク内・排水口のお掃除方法

毎日朝・昼・夜と使うキッチン。排水口には様々な汚れが流れていきます。

汚れの中でも特に厄介なのはお料理で発生する油汚れ

放っておくと排水口はみるみる内にギトギト、ベトベトになり、触るのも嫌になってしまいます。

そんな汚れをそのままにしておくと、排水口が詰まってしまうことも。

排水口が詰まってしまうとお掃除が大変になってしまうだけではなく、

漏水の原因にもなってしまいますので、こまめにお掃除を行う事が大切です。

今回はそんなシンク内のお掃除方法と、清潔な状態をキープする秘訣をお伝えします。

 

■ぬめりの原因とは

ぬめりの原因は、大きく分けて2つあります。

1つ目の原因は調理中に出る野菜のくずや食べ終わった後の料理の残りカス等の生ごみです。

こうした生ごみをエサにして菌が発生し、増殖することでヌメヌメした汚れができます。

そしてもう一つの原因は、排水溝に流してしまった油です。

水廻りはどうしても汚れやすく、ぬめりは大体2~3日で発生します。

季節によっては嫌な臭いがしてくることもあります。

なので、排水口のお掃除は週に2~3回のペースで行うのが理想です。

ゴミ出しの日に合わせてお掃除するのもおすすめです。

 

■排水口の掃除方法

それでは、排水口の掃除方法をご紹介していきます。

まず排水口のパーツを排水口カバー、ゴミ受、排水トラップと分解します。

キッチン排水口
キッチン排水口の部品を全て分解した図、

それぞれを食器用洗剤・スポンジ・歯ブラシ等で綺麗に洗います。

キッチン排水口フタ洗浄の図
キッチン排水口ゴミ受け洗浄の図
キッチン排水口トラップ用ワン洗浄の図

汚れがひどい場合は、塩素系漂白剤につけ置き洗いをすると除菌もできて効果的です。

キッチン排水口部品塩素消毒付けの図

泡タイプのものであれば吹き付けて5分、液体タイプのものであればパッケージに書かれてある使用量で

原液を薄めたものに30分ほど浸した後、丁寧に水で洗い流します。

(※塩素系漂白剤はとても強力なので、かならずゴム手袋を着用し、換気しながら行ってください。

また、酸性の洗剤と混ざると有毒ガスが出て非常に危険ですので、必ず単体でご使用ください。)

 

次に、排水口の中をお掃除します。

汚れがひどい場合はまずいらないぼろ布等で汚れを拭き取りましょう。

その後、スポンジと洗剤で洗います。

キッチン排水口付近洗浄の図
キッチン排水口付近洗浄の図

こちらも汚れがひどい場合は塩素系漂白剤を使用します。

排水口内に溜まっている水をスポンジや要らない布に染み込ませて空の状態にして、漂白剤を投入します。

キッチン排水口洗浄完了の図

トラップ設置部分の水を取って空にしている状態


塩素系漂白剤は強力すぎてなるべく使いたくない…という方には

「重曹」「お酢(クエン酸)」で簡単にお掃除する方法をご紹介します。

洗ったゴミ受を元に戻し、ゴミ受の底が見えなくなるくらい重曹をふりかけ、

その上からお酢(もしくはクエン酸)を重曹がシュワシュワと泡立つまでふりかけます。

そのまま30程置いてから40℃位のお湯で洗い流します。

キッチン排水口に重曹を振りかける図

重曹を振りかけて

キッチン排水口に重曹の上からお酢をかける図

お酢を入れると・・・

キッチン排水口にかけた重曹とお酢が反応して泡立つ図

シュワシュワシュワ!


1~2週間に一度は排水口をスポンジや要らないタオル等で塞ぎ、シンクにお水を6割程溜めたらタオルを抜き取り、一気に水を流します。

このように水圧を作ると汚れや油をキレイに洗い流せるので詰りの予防になります。

水圧で排水管の詰り等を押し流す為の貯水位置を確認する図

点線位までお湯かお水を溜めて一気に流します。


 

■清潔な状態を保つには

排水口を綺麗に保つには、まず油汚れを流さないことが大切です。

調理後の鍋やフライパン、食べ終わった後の食器についた汚れは綺麗に拭いてから洗うと、

排水口を汚さないだけではなく、洗剤やお水の節約にもなります。

また、60℃以上の熱いお湯(うどんやパスタのゆで汁等)を流すと、

排水管そのものを傷めてしまいますので、必ず40℃前後に冷ましてから流すようにしましょう。

家族が食品を扱うキッチンだからこそ、こまめにお掃除をして清潔に保ちたいものです。

 

 

 

 

このコーナーでは様々な水廻りお役立ち情報をお届けしております。

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