こんにちは、タイコーの南です。
【梅一輪 一輪ほどの 暖かさ】服部嵐雪の句です。この句を詠むと心が春のように暖かく感じます。春は三寒四温です。寒い中でも沈丁花の香りを感じたり、植物の新芽を見つけたりすると嬉しくなりますね。
去る2019年2月23・24日の土曜・日曜、船橋市でCSC工法技士認定研修会を開催しました。CSCとはサイクロンスーパーコートの頭字をとった呼称であり、弊社独自で開発した排水管更生工事の工法です。日頃協力会社様にご使用していただいているCSC工法ですが、知識や技法などを再確認していただき、CSC工法技士の資格取得を目的として行いました。
~1日目~
研修会1日目は机上で行い、最初にCSC工法のDVDをご覧いただきました。その後、CSCの技術概要説明に始まり、基本技術理論、施工概要、工事目的、施工フロー、施工方法、調査・診断、施工マニュアル、そして安全管理まで、CSC工法の知識や用語などを学びました。
CSC工法では専用塗料を使用します。専用塗料の主剤は半分がエポキシ樹脂であり液体です。これに硬化剤を混ぜ、排水管内に塗布することで、排水管内に強固な防錆塗膜を形成します。正しく塗布するためには、正しい知識と手順を把握した作業者が必要です。
作業中は取り扱いに注意が必要なため、今回の研修会ではエポキシ樹脂の知識、特性、扱い方なども学びました。今後の施工での安全性に関わるため、皆さん真剣に受講されていました。
研修会では弊社で作成したテキストや、塗料メーカーさんに作成していただいたパワーポイントなど使用し、講習を行いました。
講師の方々は、難しい内容を資料を通して、参加者の生きた知識となるように留意して指導を行われていました。
2日目には試験もあり、資格を取得していただくためには一定の成果を出さなければなりません。全員合格を目指して皆さん頑張って取り組んでいました。
~懇親会~
研修会1日目終了後、ささやかながら懇親会を行いました。研修会のためにわざわざ遠方からいらっしゃった方々も多いため、おいしい食べ物を食べて、リラックスしたひと時を過ごしてもらえれば幸いです。
今後CSC工法を全国に広めていくためには各社の結束が重要になります。これを機に参加していただけた方々には手を取り合って、たくさんの排水管更生工事の現場に取り組んでいただければ、CSC工法という繋がりから共存共栄していくことを願います。
懇親会では仕事中になかなかプライベートなことを話す時間がないので、こういったタイミングがあると打ち解けたりできるのではないでしょうか。
また、案外談話中によい情報交換ができたりもするものですね。
普段、設備工事の最前線で作業し、活躍されている方々が大勢集まりましたので今後同じ現場で施工することとなれば、そのチームワークにも期待ですね。
この時間を有意義に過ごしていただき、翌日の学習に向けて英気を養っていただきました。
ひきつづき二日目の内容もお届けいたします。