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タイコーの南です。
藤子不二雄(A)先生の作品で『笑ゥせぇるすまん』という漫画があります。主人公の喪黒福造は困っている人を見掛けると「ココロのスキマ、お埋めします」というキャッチコピーが入った名刺をお客さんに渡します。お客さんが幸せになる方向にもっていきますが、約束を破るととんでもない目に遭うというストーリーです。いつの時代でも悩みはありますが、「人間のココロ」を取り扱う喪黒福造は、我々現代人の心やその強さを試しているのではないでしょうか。
さて今回は、高級住宅街で知名度が高い東急東横線の田園調布へ図面返却にお伺いしました。築54年の8階建て、約45戸のマンションです。見積書を作成するにあたり、図面は不可欠です。もし図面をお借りする場合がございましたら、ご協力の程、よろしくお願いいたします。
(駅前東側の広場)
(駅前東側の広場)
数多の有名人・著名人が暮らしている田園調布は東急東横線沿いに駅があります。駅前のロータリーは半球型になっており、放射状に広がる道路沿いには豪邸が建ち並びます。そのロータリーの真ん中に「田園調布の由来」が記された石碑が建てられています。駅の西側は住宅街、東側が商業地区となっています。
(駅前の半球型ロータリー)
(駅前の半球型ロータリー)
(駅前の半球型ロータリー)
田園調布は東京都大田区北西部に位置しており、アメリカのサンフランシスコ郊外やパリなどをモデルとした放射状の道路は、1923年(大正12年)に渋沢栄一らによって計画され、住宅地が分譲されました。住宅地には建物の高さ制限などの規制があり、塀を設けず植栽による生垣で隣接する敷地を区切るなどして、美しい街並みの景観を保っています。
また、街には都内最大規模の荏原台古墳群があり、なかでも宝萊山(ほうらいさん)古墳は最も古く、大きさでは亀甲山(かめのこやま)古墳が最大です。
駅の東側の商業地区では歩道脇にいくつかベンチが置かれ、花も植えられています。石畳みの歩道は、どこか西洋の街並みのような雰囲気を醸し出しています。
(歩道脇のベンチ)
(歩道脇のベンチ)
10月、まだ暑さが残る中、大きな芙蓉(ふよう)の花の中に一匹のミツバチが入っているのを見つけました。懸命に蜜を集めている様子は、小さな生命力の強さと自然の豊かさを感じられました。