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施工現場から

こんにちは。タイコーの南です。

第6回目です。

 

立春が過ぎ、我が家の花壇にチューリップの芽が顔を出しているのを見つけました。まだまだ寒さは続きますが、凍結した現場作業場や路面に気を付けながら作業を進めていただきたいと思います。

 

今回の施工現場は東京の多摩地区にある某マンションです。14階建ての約80戸以上あるマンションで排水横主管更新工事を行います。2月下旬から3月下旬までの約1ヶ月間の工事です。筆者も工事説明資料を配布しました。

 

「更新工事」とは給水管や排水管などの管そのものを交換するという工事です。既設管を撤去して、耐久性に優れた新規配管に交換します。今回は排水横主管の工事です。排水機能を改善して環境を良くするのが目的です。

 

年数が経っているマンションの排水管では鋼管を使用している場合が多く、一般的に排水管更新材料としては土中埋設の場合「硬質ポリ塩化ビニル管」を使用しています。広範囲の耐薬品性に優れている、酸性土壌による腐食がない、汚水の中の酸・アルカリにも影響を受けずに硫化しないという特徴があります。また、地下ピット内配管の場合は「耐火二層管」を使用しています。読んで字のごとく、不燃材で外装された二重パイプ構造であり、金属管と比べて軽量、二重構造のため、排水音の遮音面でも有効です。今回の工事は地下ピット内配管であるため、耐火二層管で更新致します。

 

更新工事は資材置場と廃材置場に広い場所が必要です。資材・廃材置場はマンションの現場内に設置しますので、カラーコーンやバーなどを使用して居住者様に注意喚起をします。

 

更新工事は更生工事とは異なり特に工事作業車輌はなく、人力での作業が中心になります。狭い場所から管を通したり、手が入れづらい場所での作業をしたりと、作業員の技術や手際の良さが光る瞬間です。

 

次回の更新もお楽しみに。よろしくお願い致します。