排水管清掃について

排水管清掃について

家庭から流される生活排水には食べ物のカスや油類、石鹸や洗剤、髪の毛、その他さまざまなモノが含まれます。流されるモノの一部は

排水管(専有部・共用部)の内部に溜まり、汚れ・悪臭・詰まりの原因となり、最悪の場合は重大な汚水漏水事故が起こる恐れがあります。

それらの排水管トラブルを未然に防ぐため、高圧洗浄による定期的な排水管清掃はとても重要です。

また、汚れの蓄積は排水管の経年劣化を早めてしまうので、定期的なメンテナンスで管内を衛生的に保つことは

排水管の長寿命化にも繋がります。今回は排水管清掃について詳しくご紹介したいと思います。

 

「水は圧縮されない」という原理を応用し、プランジャーポンプにて水を加圧して特殊ノズルで後方に高圧水を逆噴射させます。

その反作用によりノズル自体が自走し閉塞箇所や汚れを洗い流しながら進む高圧洗浄工法にて、クリーニングします。

 

 

作業範囲は

①専有部枝管

(各住戸内の台所・浴室等の排水口から共用立て管に至るまでの室内配管)

②共用立て管

(各住戸内より排水され合流する立て管。最上階から最下階の横引管に接続するまでの管)

③共用横引管

(最下階の立て管接続部より、建物内又はマンホール迄の管、あるいは建物内横主管迄の管をいう)

④横主管

(各系統の立て管が、床下ピット・駐車場内で合流接続され建物外のマンホールまで、主管として設置されている管)

⑤外部本管(マンホール間埋設管)

(外部最初のマンホールから最終マンホール、下水本管や浄化槽迄の管をいう)

5箇所になります。

 

清掃の際にはお客様のお部屋での入室作業が発生します。

作業方法ですが、まず各住戸の台所・洗面・風呂・洗濯パン等の排水口より高圧洗浄ノズルを挿入して

住戸内の横枝管及び共用立て管の下階まで洗浄します。

洗浄の順序は漏水事故防止の為下階から上階へ順次行います。

その後各排水口にて、排水テスト(シンク等に水を溜めて一気に流し、立て管まで落ちる音、漏水の有無を確認)を実施し、

排水状況を確認します。作業終了後に排水管トラップと排水の状況を、お客様にも目視確認してもらい作業完了となります。

(作業時間は1部屋1015分程です。但し、建物の構造上から各お部屋に費やす作業時間が異なる事もあります。)

 

上記でご紹介させていただいた通り排水管の清掃作業は、漏水事故防止の為、下の階から上の階へ順に洗浄を行います。

また、限られた作業の中で作業手順変更による遅れが生じ、他のお客様に対してご迷惑をお掛けすることにもなりかねません。

その為、排水管清掃時の日程(順番・時間)の変更に関してはご遠慮下さい。

 

最後に清掃後もより良い状態でご使用いただく為のポイントをご紹介いたします。

【 台  所 】

・ 多量の熱湯を流さない。

・ 多量の油を流さない。

・ 生ゴミ,ゴミを流さない。

・ パイプクリーナーは使わない。(市販品のものは使用可)

・ 排水トラップを定期的に掃除する。

【 洗 面 台 】

・ 洗面台でシャンプーする場合はヘアキャッチャー(髪の毛をせき止めるもの)

を排水口に置き髪の毛は流さない。

・ 異物を排水口に落とさない。

【 洗  濯 】

・ 洗濯機を使用する場合は糸くずが排水口に流れないようにご注意ください。

・ 排水トラップを定期的に清掃する。

【 浴  室 】

・ ヘアキャッチャー(髪の毛をせき止めるもの)を排水口に置くことをお勧めします。

・ 排水トラップを定期的に清掃する。

 

上記の項目に気を付けてご使用いただく事により排水トラブルを未然に防ぐ事に繋がります。

皆さまも是非参考にしていただければ幸いです。